書き言葉の場合、文字列が行末まで来ると、次の行に移りますので、
一見、平面的に見えるかもしれません。
しかし、改行が存在しない場合を想像すれば、本来延々と続く一本
の線のような構造をなしていることが、すぐにわかるでしょう。
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文章という一本の糸が『織物』として機能するためには、接続詞の
存在が不可欠なのです。「文章は接続しで決まる」 石黒圭 著
この一文を読んで、接続詞の必要性が腑に落ちた気がする。
ちなみに英語の「テキスト」の由来は、ラテン語の「編み織られたもの」という
意味の言葉だそうだ。
例文も新聞記事のような硬い文章だけではなく、ミスターチルドレンの楽曲の
歌詞なども取り上げていて、読んでいて楽しかった。
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