この本には7教科7人の先生が登場します。
日頃からもう少し日本語が上手くなりたいと思っている私には、
国語の金田一秀穂先生のお話が勉強になりました。
国語力を鍛えるトレーニング方法として、僕はよく
「絵を言葉で書いてごらん」と言っています。
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もちろん絵だけではなくテーブルに置かれたコップなど
でもかまいません。
次のような感じでしょうか。
「ガラス製の小さなコップがある。大きさはちょうど
てのひらに収まる程度。容量にして180ccといったところ。
使い古され、やや曇っている。曇りをよく見ると、それは
小さなキズの集まりである。」『16歳の教科書』
日本語は『人間関係を表現するのが好き』な湿気の多いウェットな言葉で、
『細かく分析的に言うこと』が苦手だと金田一先生は言っています。
私は今よりもっと分析的に話しをしたり、書いたりできるようになりたいです。
でもそればかりだと息が詰まってしまいそうなので、相手や仕事場や
プライベートによって言葉を使い分けられると良いんでしょうね。
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