『しぐさの日本文化』読書記録

西洋人は、親愛の表現としていきなり握手し、つまり、物理的に
へだたりをとり、さてそのうち、おもむろに相手との距離を
とるのである。
私たちははじめに距離をとり、しだいに「なれなれしく」なる。
なれなれしさと距離との順番が逆になっているわけだ。
西洋では親愛、友愛が社会的タテマエとなっており、日本では、
むしろ遠慮が社会的タテマエになっているのである。

『しぐさの日本文化』 多田道太郎 著

文化によって相手との適当な距離は違うそうです。
現代は西洋風やら日本風やら入り乱れてゴチャゴチャしてますね。
こんな分類がアタマに入っていると便利かもしれません。
自分の近くにも西洋風の人、日本風の人、いますよね。

コメント


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