いろいろな方から司馬遼太郎さんの本を進められていたのですが、
どうも長編小説は苦手みたいで、なかなか読む気になれませんでした。
司馬さんの著作から格言を抜きだした1冊です。
この本を読んで司馬さんの本なら長編でも読んでみたいと思いました。
人間の才能は、大別すればつくる才能と処理する才能のふたつに
わけられるにちがいない。西郷は処理的才能の巨大なものであり、
その処理の原理に哲学と人格を用いた
(歳月より)『人間というもの』 司馬遼太郎 著
つくる才能と処理する才能。
自分が当てはまるのは、処理する才能だろうと思います。
いま仕事でやっていることは、新しいものをつくりだす、というよりは、
いま世の中にあるものの不純物を濾過して精製する作業に近いです。
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