読書2010

『街場の現代思想』読書記録

『敬』 という漢字の原義は『身体をよじる』という意味だ。 人間がどういう場合に身体をよじるのかを想像してほしい。 足が地面に固着しているときに、何か『危ないもの』が接近してくる と、人間は身体をよじる。死球をぎりぎりで避けるばったーの姿を ...
読書2010

『邪悪なものの鎮め方』読書記録

幼児とは『過去の私』のことであり、老人とは『未来の私』のことで あり、病人や障害者は「たまたまある分岐点で『あっち』にいった私」 である。 私たちは時間差を置いて、あるときはこの『十字架』を担う側に まわり、あるときは『十字架』として担われ...
日記

イライラ度チェッカー

朝、混雑している駅のホームで靴のカカトを踏まれ靴が脱げてしまう。 カカトを踏んだ男性は軽く会釈をして手をかざし、「スミマセン」と サインしてくる。 イライラ度 0~2 の時 軽く会釈をして手をかざし、「大丈夫、気にしないでください」と サイ...
読書2010

『思考の整理学』読書記録

頭の中で、あれこれ考えていても、いっこうに筋道が立たない。 混沌としたままである。 ことによく調べて、材料がありあまるほどあるというとくほど、 混乱がいちじるしい。 いくらなんでもこのままで書き始めるわけにはいかないから、 もう少し構想をし...
読書2010

『脳あるヒト心あるヒト』読書記録

「現代の日本人は、すべてが言葉になるはずだとどこかで信じ込み 始めている。これは危ない状況だと、私は思っている。 聖書には『はじめに言葉ありき』という文があって、これは都会人の 言い分なのである。背景となる状況が、まったく異なる人が出会った...
日記

時間が進む

19歳。上京して初めての夏。 親からの仕送りとバイト代が尽き、残金ゼロに。 次の仕送りが届くまであと3日もある。 仕方が無いので何もせず、家に引き籠ることにした。(働きに出ろよ。) この3日間は、外の世界との関わりを一切断ち切り、全く何もし...
日記

字を書くのが下手くそだ。

自分は小さい頃から字を書くのが下手くそだ。 大人になれば、自然と大人みたいな奇麗な文字をかけるようになるんだろう、 と根拠の無い無責任な期待を胸に抱いていたが、全くそんなことはなかった。 なので、30歳の現在でも字は下手くそ。 それでも20...
ゆるめのショートショート

ノンカロリー反対

長距離のランニング練習の後に、間違って「ノンカロリー」の飲み物や 食べ物を買ってしまいガッカリすることがある。 練習後は身体が消耗しているから、カロリーや栄養の豊富なものを 食べて身体に補給したいのに。 なんでこんなに「ノンカロリー」が流行...