読書2015

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「依存症ビジネス―『廃人』製造社会の真実」読書記録

現代ほど、自分の気分を変えてくれそうに見える魅力的な物や経験がこんなにも多量に手に入る時代はない。「物や経験」という言葉は曖昧に響くかもしれないが、それこそが肝心な点だ。依存症が物質の乱用に限られたことは今まで一度もなかった。今日では私たち...
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『文系の壁』読書記録

養老 北里大学で学生に教えたとき、最初の講義で僕は学生にこう尋ねました。 「コップに入っている水にインクを一滴垂らしたあと、しばらくするとインクは消えてしまう。なぜだと思う?」 学生の答は、「そういうものだと思ってました。」 これは実にうま...
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『オープンダイアローグとは何か』読書記録

医療の現場に対話が失われてきているのではないでしょうか  重要なことは、オープンダイアローグにおいて「専門性」は必要ですが、「専門家が指示し、患者が従う」といった上下関係は存在しない、ということです。オープンダイアローグとは、専門家と患者が...
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『生きるとは、自分の物語をつくること』読書記録その③

(『生きるとは、自分の物語をつくること』ではなく、別の本からの引用です。) 〜 じつはこの人は、恋人と待ち合わせをしていて、その恋人が来る途中で交通事故で亡くなってしまったという人だったのです。それで抑鬱症になるわけです。 こういう人は、私...
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『生きるとは、自分の物語をつくること』読書記録その②

河合  そう、質問する側が勝手に物語を作ってしまうんです。下手な人ほどそうです。「三日前から学校行ってません」て言うと、「三日か。少しだね。頑張れば行けるね」とか。これから百年休むつもりかわからないのにね(笑)。 小川  「もう少し頑張れば...
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『生きるとは、自分の物語をつくること』読書記録その①

河合  います、います。それが面白いんですけど、中学生や高校生は、しゃべらないんじゃなくて、しゃべれないんです。 小川 言葉がない。 河合 ないんです。というのは、大人はごまかしてしゃべれる。ちょっと間が悪いなと思ったら、「いや、曇ってます...
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春の入学・進級のお祝いにオススメ!!『はじめてつかう漢字字典』

ストレッチ教室にいらっしゃる首藤久義先生が編著された 『はじめてつかう漢字字典』がフレーベル館から昨年末に出版されました。 表紙のお化けちゃんを描いたのはSuicaのペンギンや千葉県のゆるきゃら「ちいばくん」を生み出した坂崎千春さん、デザイ...
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『行動経済学』読書記録

二重プロセスとは、人間が持っている二つの情報処理システムのことである。一つは、直感的、連想的、迅速、自動的、感情的、並列処理、労力がかからない等の特徴を持っているシステムであり、システムⅠと呼ばれ、もう一方は、分析的、統制的、直列処理、規則...