読書2010 『なぜ人は市場に踊らされるのか?』読書記録 アメリカの有力新聞社、ワシントンポストが2007年に次のような ひとつの実験を行った。時は1月の寒い冬のことだ(午前7時51分)。 ワシントンポストの官庁街の一角にある地下鉄の駅の通路に バイオリンを持った男が登場した。 彼はお金を入れても... 2010.05.20 読書2010
読書2010 『ツキの波』読書記録 『運を無駄使いしているからだ。 運の活用方法を知らないのだ。 最初、10と10の運が戦っている。相手との運の和がそれぞれ20だ。 そのうちキミがなにかエラーをしたとする。または自分の運を 2点だけ無駄遣いしたとする。キミは10マイナス2の8... 2010.05.20 読書2010
読書2010 『街場の現代思想』読書記録 『敬』 という漢字の原義は『身体をよじる』という意味だ。 人間がどういう場合に身体をよじるのかを想像してほしい。 足が地面に固着しているときに、何か『危ないもの』が接近してくる と、人間は身体をよじる。死球をぎりぎりで避けるばったーの姿を ... 2010.05.19 読書2010
読書2010 『邪悪なものの鎮め方』読書記録 幼児とは『過去の私』のことであり、老人とは『未来の私』のことで あり、病人や障害者は「たまたまある分岐点で『あっち』にいった私」 である。 私たちは時間差を置いて、あるときはこの『十字架』を担う側に まわり、あるときは『十字架』として担われ... 2010.05.17 読書2010
読書2010 『思考の整理学』読書記録 頭の中で、あれこれ考えていても、いっこうに筋道が立たない。 混沌としたままである。 ことによく調べて、材料がありあまるほどあるというとくほど、 混乱がいちじるしい。 いくらなんでもこのままで書き始めるわけにはいかないから、 もう少し構想をし... 2010.04.20 読書2010
読書2010 『脳あるヒト心あるヒト』読書記録 「現代の日本人は、すべてが言葉になるはずだとどこかで信じ込み 始めている。これは危ない状況だと、私は思っている。 聖書には『はじめに言葉ありき』という文があって、これは都会人の 言い分なのである。背景となる状況が、まったく異なる人が出会った... 2010.04.19 読書2010
読書2010 『読まない力』読書記録 大義なんて、馬鹿みたいなものである。 しかし、それが消えた世界には暴力がはびこる。 『なにが正しいか』、大義が消えた世界では、 それは『だれが正しいか』に置き換わる。 『だれが正しいか』なら、『腕力がものをいう』のである。 「読まない力」 ... 2010.02.25 読書2010
読書2010 『アンダーグラウンド』読書記録 地下鉄サリン事件の取材ルポ。 村上春樹さんが、事件関係者62名の方を訪ねインタビューを重ねている。 この本のように、バイアスのかかっていない情報をたくさん集めると、 大事な共通する情報がいくつか抽出でき、真相に近づける気がする。 はっきりと... 2010.02.24 読書2010