読書2009

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『神話と日本人の心』読書記録

日本神話の特徴は、中心に無為の神が存在し、その他の神々は部分的な 対立や葛藤を互いに感じ合いつつも、調和的な全体性を形成している ということである。 それは、中心にある力や原理に従って統合されているのでなく、 全体の均衡がうまくとれているの...
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『女ですもの』読書記録

よしもと 「~  よくわかんないけど、『いろいろな条件がきれいに整って  からだったらやってもいい』ようなことって、世の中に  ひとつもないんじゃないの?  『成功するって保証されるなら作家になってもいい』  っていうのと、あんまり変わらな...
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『発声と身体のレッスン』読書記録

「ハミングレッスン」が楽しい。 さて、いよいよ響きを楽しみます。 口を閉じて『ん~』とハミングしてください。 そのまま、鼻をさわります。意識して、鼻に振動を集めてみましょう。 イメージですが、ハミングしながら、鼻を震わせるぞ、と思うのです。...
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『はじめてのことがいっぱい』読書記録

ただ、偏りがちになる傾向を無視してはいけない、そう思う。 ゲームに中毒するのも自然に中毒するのも同じことで、逃避に なった瞬間から心の自由を奪う罠が始まるのだ。 「はじめてのことがいっぱい」 よしもとばなな 著 したいことがあるから、これを...
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『トラウマの国 ニッポン』読書記録

人目を気にせずに生きよう、などと言いますが、人目があるから 『気にしない』こともできるわけで、人目がなければ何を気に したらよいのか戸惑うはずです。 つまり元来『私』は誰かに依拠している。 それも厄介なことに、誰かに理解されたいと思いつつ、...
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『魂の殺害者』読書記録

フロイトの研究対象として有名な精神分裂病患者 ダニエル・シュレーバー。 四十二歳にして発狂した彼の狂気の根源は、実は幼児期の厳格 な父の教育にあった。 愛ゆえに子どもを独裁し迫害してしまう教育熱心な親が、 子どもの心理にどのような影響を及ぼ...
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『上司は思いつきでものを言う』読書記録

会社は、現場に出会って大きくなり、現場に合わせて、 その形を変えて行くものなのです。 『上司は思いつきでものを言う』 橋本治 著 現場のニーズに応えてサービスを提供し、利益をあげる。 サービスがよければ、さらにニーズが集まり利益が大きくなる...
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『日本の行く道』読書記録

今の世の中には『距離のある他人』が存在しにくくなりました。 ~ 『分かり合える仲間』というのは、『分かり合える時間があって、 その結果、仲間になった』というような存在です。でも、 その『結果』に至るまでの時間が、大幅に殺がれてしまって いる...