読書2009

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『3月のライオン』読書記録

「たしかにっ!! 『達成感』って毎日を生きていく上ですっごい重要な  エネルギーよね  わかってる  わかってはいるんだけどねーーっっ」 「ねーーっっ 『達成感』と『めんどくささ』はもれなくセットに  なってるのがねー (でも、そこを乗り越...
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『バガボンド』読書記録

「引け目 それ自体は心に生じた小さな波にすぎぬ 不安の方へ振れれば 心は閉じる 見まいとして固く閉じた心の中では 不安はやすやすと恐怖にかわり 敵意へと育つ その逆もまた厄介だ 崇拝する 同化したがる 寄りかかって執着のできあがり 目も心も...
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「間違いだらけの教育論」読書記録

学ぶことは、お金や体重が増えていくような足し算的なプロセス ではない。  学ぶことは自分の正しさ(生き方、感覚)の上に、さらに自分の 納得のいく正しさを加算していくことではない。  そうでなく、自分の正しさを否定したり、少なくとも、一度括弧...
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「人はなぜ『美しい』がわかるのか」読書記録

『美しい』とは、『合理的な出来上がり方をしているものを見たり 聴いたりした時に生まれる感動』です。 ~ たとえば、すぐれたスポーツ選手の動きは『美しいフォーム』に なります。 「人はなぜ『美しい』がわかるのか」 橋本治 著 人間は『合理的』...
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「下流志向」読書記録その②

でも、親の仕事というのは、本来子どもの発信するノイズをシグナルに 変換することだと思うんです。 ~  自分にはまだ理解できないけれど、注意深く聴いているうちに理解 できるようになれるかもしれないメッセージに対して、敬意と忍耐を もって応接す...
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「下流志向」読書記録

どうして、子どもたちはまず『それが何の役に立つの?』という 功利的な問いを口にするようになったのか。 ~ 今の子どもたちと、今から三十年前ぐらいの子どもたいの間の いちばん大きな違いは何かというと、それは社会関係に入って いくときに、労働か...
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読みかけの本

本を読む。 同じ著者の別の本を読む、 参考文献を読む。 そうすると、理解が深まるし、見解が広がって読書が楽しい。 ただ、洋書は少し苦手らしい。 ・みっともない人体 面白い本なんだけど、読みかけで部屋に転がっている。 著者の息づかいというか、...
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『漢字廃止で韓国に何が起きたか』読書記録

~ ややこしい概念語を理解していく体験は非常に重要なことである。 最近の日本では、難しい感じの概念語をなるたけ使わずに、できるだけ やさしい言い方に変えていこうとする傾向が強いが、それはぜひとも やめていただきたい。 「漢字廃止で韓国に何が...