この本では、ロールモデル(お手本)となる日本の先人たちを紹介しています。
斎藤先生は現代の教育の問題を、身体の姿勢という観点から考え、
岡田虎二郎の『静坐』という身体技法を紹介しています。
いま、学校で問題とされているのは、子供たちが同じ姿勢を保てない
ということです。グニャリとした姿勢しかできない―つまり腰骨が
立たないということです。
学級の崩壊は、子供たちがじっと坐っていられないことから始まり
ます。姿勢を保てないから静かにできない、静かにできないから
先生の話も聴けないという、悪循環の中に入り込んでしまうのです。『代表的日本人』 斎藤孝 著
私も学校の授業を行っていても、同様に感じます。
心拍数を測らせてみても平均よりも高い子が多いです。
身体の落ち着く、集中できる姿勢作りや、食事指導も授業に取り入れて
いきたいですね。
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