『心理療法個人授業』読書記録

私は、おもしろいのが好きですが、おもしろいことには、必ず私に
とって重要な、深いことがあるからだ、という信念を持っています。
『単におもしろいだけ』なんていうことはありません

『心理療法個人授業』 河合隼雄 南伸坊

南さんのこの信念は私も真似したいものです。

発見的にわかる道を共にするためには、『わからない』と自覚する
謙虚さが必要だが、これは、自信がないのとは、全く異なる。
自信のないのは、はなから何もわからない人である。『わかる』に
『わからない』をつなぐ人は、『わかる』自信と『わからない謙虚』
を共存させている。

前出より

このバランスがとても大切なのだと感じます。
自分では言葉として上手く表現できないことを、河合先生が代弁して
くださっているような気持ちになります。こういう言葉を探して河合先生の
本を読んでいる気がします。

本を読み終えると、自分の中で表現できず、もやもやしてたものがスッキリ
して気持ちが良いです。この南さんの『個人授業』シリーズはこの他に
『生物学個人授業』、『解剖学個人授業』、『免疫学個人授業』と続いています。

いま読んでいる本が終わったら読んでみようと思います。
南さんのファンになりそう。

コメント

  1. marble より:

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    わからないこともわからないわかっていないヒトいっぱいいますよね☆
    自分は何かを勉強しているときわからないとこがわかるとそれだけでわかったきになります。
    本当はようやくスタート地点に立っただけなのですが!

  2. suzuki より:

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    mableさん
    コメントありがとうございます。
    そうなんですよね。私も、単に自分の知識に当てはめているだけなのに、わかった気になってしまっていることが多いです。
    河合先生の言う『発見的にわかる』を目指したいと思います。詳しくは本を読んでみてください!


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