数について何かを発見するためには、数を転がして、ころころと手のひらで弄ぶことが重要なんです。足したり、引いたり、ひっくりかえしたり、想像したりね。」
(『 世にも美しい数学入門 』 藤原正彦 小川洋子 著 より)
「 発見の直前まではもやもやっとしているんです。何もかも混沌の中にごちゃごちゃしていて、ほんとに気分が悪い。それが発見の瞬間、突如ビシーッと整頓される。」
(前出より)
養老孟司先生は、 「 頭の中のデスクトップを少しちらかしとけ。 」 と
いうようなことをおっしゃっていた気がします。
特に子どもには、ごちゃごちゃ、もたもたと弄んでる時間が大切だと思います。
いきなり正解を教えないで、怪我をしないよう見守りながら放っておく。
僕がやってると怒られますけれど(笑)
でも、良い距離で放っておいてくれるので感謝しています。
コメント