自分は小さい頃から字を書くのが下手くそだ。
大人になれば、自然と大人みたいな奇麗な文字をかけるようになるんだろう、
と根拠の無い無責任な期待を胸に抱いていたが、全くそんなことはなかった。
なので、30歳の現在でも字は下手くそ。
それでも20代後半から意識して文字を書くようになったので少しマシか。
灰色で書かれている手本のひらがなを黒い鉛筆でなぞる、という練習が
小学校1年で行われる。自分はこの宿題を、鉛筆を動かさずに、下の紙を
動かして行っていた記憶がある。
縦に線をひくのが得意だったので、紙の向きを変えて全ての線を縦線にして
文字をなぞった。これが字を書くのが上達しなかった原因だと思う。
「あ」などの曲線は紙を回転させていた。ここまでくると職人業だ。
これは、当時に父がゴム版と彫刻刀を与えてくれて、版画作りに夢中だった
のが原因だと思う。でもこれを応用しちゃダメだよな~。
小学校低学年のお子様がいらっしゃる方は、文字書きと彫刻を同時に
教えないよう注意してください。
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